マスターシリンダーOH後の不具合
Posted: 2017年7月10日(月) 18:16
電装系の不具合で色々とお世話になりましたK1100RS (`93)のENMA と申します。
今回は知識も経験も豊富な皆様には「釈迦に説法」の感は拭えませんし、既出の場合は誠に申し訳ありませんが、最悪命に関わる事かと思いましたので僭越ながらスレ立てさせて頂きました。
※長文となりますこと平に御容赦ください。
今年の年初に105000kmでリヤマスターシリンダーからフルード漏れがあり、こちらの貴重な情報を基にピストンを交換しました。
部品はMotoworkesからの調達です。
それから2500kmほど問題無く走行していたのですが、先日ユーザー車検前の整備中にリヤのブレーキパッドの残量点検の為、ピストンを押し込みキャリパーを外し点検しました。
パッド残量に問題は無かった為そのままキャリパーを組み付け、フットブレーキをストロークしましたが全く手応えがなくスカスカの状態となりました。
何度トライしても手応えは戻らずフルードの漏れがあるのかとブレーキラインを全て点検しましたが異常は見つけられませんでした。(実はあったんですが…)
とりあえずキャリパー側からシリングでエア抜き作業を実施しましたが、全くフルードは上がって来ません。
(チューブとニップルの隙間からのエアに少量のフルードの飛沫が混ざる状態)
途方に暮れいつもお世話になっているショップに泣き付きました。
因みにこのショップは元フラット大森さんの工場長がフラットさん閉店後に立ち上げられたお店です。
この症状に首を傾げられていらっしゃいましたが、最近弄ったところを聞かれマスターシリンダーのOHの件を告げると、思い当たる節があるようで直ぐにマスターシリンダーを確認されました。
するとピストンが押し込まれたまま戻っていない事が判明。
フラット大森時代から前後問わずマスターシリンダーからのフルード漏れの場合はアッセンブリー交換が必須だったそうです。
理由はフルードが漏れたマスターシリンダーは、内部に段磨耗がある可能性が非常に高く、 今回の様にピストンが戻らなくなる事があるからだそうです。
応急処置でのピストン交換は百歩譲ってありとの事でした。
今回の症状となった理由は以下の通りと思われます。
①キャリパーのピストン押し込み
②マスター側のピストンの移動量増
③段磨耗点にピストンが移動
④ピストンの戻り不良
今回の事象が旅先や、ましてや走行中であったらと思うと冷や汗ものでした。
緒先輩方の中にもマスターシリンダーのOHされた方々は少なからずおいでの事と思いますが、こんな爆弾を内在したままの可能性も大いに有るやに思います。
リヤのアッセンブリー交換であれば部品+フルード代で15000円前後かと思いますし、お早めに点検交換をお勧めする次第です。
未熟者の出過ぎた意見かと思いますが是非ともご一考を。
長文失礼しました。
今回は知識も経験も豊富な皆様には「釈迦に説法」の感は拭えませんし、既出の場合は誠に申し訳ありませんが、最悪命に関わる事かと思いましたので僭越ながらスレ立てさせて頂きました。
※長文となりますこと平に御容赦ください。
今年の年初に105000kmでリヤマスターシリンダーからフルード漏れがあり、こちらの貴重な情報を基にピストンを交換しました。
部品はMotoworkesからの調達です。
それから2500kmほど問題無く走行していたのですが、先日ユーザー車検前の整備中にリヤのブレーキパッドの残量点検の為、ピストンを押し込みキャリパーを外し点検しました。
パッド残量に問題は無かった為そのままキャリパーを組み付け、フットブレーキをストロークしましたが全く手応えがなくスカスカの状態となりました。
何度トライしても手応えは戻らずフルードの漏れがあるのかとブレーキラインを全て点検しましたが異常は見つけられませんでした。(実はあったんですが…)
とりあえずキャリパー側からシリングでエア抜き作業を実施しましたが、全くフルードは上がって来ません。
(チューブとニップルの隙間からのエアに少量のフルードの飛沫が混ざる状態)
途方に暮れいつもお世話になっているショップに泣き付きました。
因みにこのショップは元フラット大森さんの工場長がフラットさん閉店後に立ち上げられたお店です。
この症状に首を傾げられていらっしゃいましたが、最近弄ったところを聞かれマスターシリンダーのOHの件を告げると、思い当たる節があるようで直ぐにマスターシリンダーを確認されました。
するとピストンが押し込まれたまま戻っていない事が判明。
フラット大森時代から前後問わずマスターシリンダーからのフルード漏れの場合はアッセンブリー交換が必須だったそうです。
理由はフルードが漏れたマスターシリンダーは、内部に段磨耗がある可能性が非常に高く、 今回の様にピストンが戻らなくなる事があるからだそうです。
応急処置でのピストン交換は百歩譲ってありとの事でした。
今回の症状となった理由は以下の通りと思われます。
①キャリパーのピストン押し込み
②マスター側のピストンの移動量増
③段磨耗点にピストンが移動
④ピストンの戻り不良
今回の事象が旅先や、ましてや走行中であったらと思うと冷や汗ものでした。
緒先輩方の中にもマスターシリンダーのOHされた方々は少なからずおいでの事と思いますが、こんな爆弾を内在したままの可能性も大いに有るやに思います。
リヤのアッセンブリー交換であれば部品+フルード代で15000円前後かと思いますし、お早めに点検交換をお勧めする次第です。
未熟者の出過ぎた意見かと思いますが是非ともご一考を。
長文失礼しました。