フロントフォーク2set分解してみたら・・
フロントフォーク2set分解してみたら・・
K100RSの次なるモディファイ計画のため、今日は朝からK100RSのフロントフォークを2セット分解してみました。1986年9月生産のK100RSと1986年11月生産のK100RS用が各1セット。マニュアル上でもWEBの解説上でも両者は全く同じはずなのに、何故か2つのパーツが全く異なっていた!1つはすらいだーいとシリンダーをフォークオイルが行き来する穴の開いたバルブ(パフォーマーバルブ)の穴の数が9月生産ものでは6個なのに、11月生産ものは7個。もう1つはリターンスプリングの巻数と太さ。1986年9月のほうは間違いなくこの年式のものであることは確認できているけど、1986年11月のほうは長野のEricから譲ってもらったものなので、念のために彼に電話で確認したら間違いなく1986年11月生産のK100RSからはずしたものだという。ただ、彼が言うには1985年から1986年にかけては1部の生産車種にマルゾッキのパフォーマーバルブが流用されていた時期があるとのこと!詳細は不明との彼によるとどうもBIMOTAで使用していたマルゾッキの41パイ用のバルブが使われているらしい。これはスポーツフォークとの違いということではないけど、今RS?Rにつけているのが11月生産で、以前つけていた9月生産のフォークにくらべると同じオイルを入れても少し堅いような感じがあった。走行Kmは両者ほぼ同じだったので、走行距離には関係ないだろうと思うけどね。hageちゃんがフォークスプリング交換に挑戦しようとして中々進んでいないようだけど、ピストンを固定しているボトムのヘックスボルトさえ注意すれば全く問題なく分解組み上げできますよ!ボトムのヘックスボルトは他のボルト同様アルミでねじ穴が比較的浅いのでできればヘックスのレンチソケットとT字レンチではずしたほうがいいね。L字のヘックスレンチは均等に力がかからないからナメル可能性大です。実は1セット目の1本はなめちゃった!
104!
どこかで白千さんがコメントしていましたが、スプリング交換後はフォークチューブにクリアを吹いておくとサビ防止にもなるからいいと思うよ。最近フォークチューブ用のクリアスプレーも出ているみたいだし。拙者のRS?RもWPのスプリングに交換する予定です。