掲示板の噂によると同調はとても良い物らしいという知識を仕入れまして、我家に白馬号が来て依頼1年以上過ぎたことだし、一念発起して同調と言うのをやってみました。
初心者はディーラさんにお願いするのが筋でしょうが、なんでも安直にやってしまう性格が災いして、今回もやってしましました。
一応アイドリング?3000/分の範囲で負圧を同じになるように調整したのですが、気筒間の相対的なバランスはとれたものの絶対的負圧値は合わせる必要は無いのでしょうか?
私のいい加減な負圧計ではなく絶対値表示の出る負圧計が必要なのかな?(前オーナは22.5mHgと記されております)
とりあえず走行してみたところ、なんとなく滑らかになったような気がします。
何にも下調べせずいきなりやってしまったムボーな中年親爺に同調のいろはをご指南下さい。
同調について教えてください
-
- 記事: 19
- 登録日時: 2006年5月23日(火) 16:47
- お住まい: 広島県
- 連絡する:
ドシロウトですが
最終的にアイドリングが1000回転前後になってればOKなんじゃないでしょうか?ズレてればそこで全体を再調整ということで・・・。
それで気持ちよく回れば「正解」かな?と思います。
自分が乗る自分のバイクを自分で(自己責任で)整備するんだからそんなもんでいいんじゃないかと思ってます。
1番気筒は分岐する分、圧が逃げるので時々プレッシャーレギュレータへ行くパイプをつまんでみて他気筒とズレがないか確認した方がいいです。
また、きちんと暖気してから同調すること、同調中は扇風機などでラジエターに風をあてることなどが注意点だと思います。
それで気持ちよく回れば「正解」かな?と思います。
自分が乗る自分のバイクを自分で(自己責任で)整備するんだからそんなもんでいいんじゃないかと思ってます。
1番気筒は分岐する分、圧が逃げるので時々プレッシャーレギュレータへ行くパイプをつまんでみて他気筒とズレがないか確認した方がいいです。
また、きちんと暖気してから同調すること、同調中は扇風機などでラジエターに風をあてることなどが注意点だと思います。
神経質にならなくてもOKですよ
白馬乃玉子さん、どうもです。
FIの同調の実感は個人差があるようですが、他の「実感?商品」に比べると10人行って8人は実感しているものと思います。それにキャブほどではないにしても旧車K-2V、4Vであれば8000kmごとにFIの同調が米国とEUのKのサイトや同調ツールを販売しているMorganやMotioProでは推奨していますね。
私や工場長などのほか同調にはMorganのCABUTUNE?を使用している方が多いと思います。この同調ツールにはcmHgの目盛りが印刷されていますが、要するに何cmHgなければいけないということではなく、1-2-3-4のバキュームが何cmHgの誤差でなければいけないかということで、米国とEUのKのサイトではどこも各気筒の誤差範囲は2cmHgと言っており、アイドリング暖気後、ホースを繋げた状態でこの範囲内に吸気バルブをまわして調整すればいいというわけです。白馬乃玉子さんの写真を見る限りこのSUZUKIのキャブシンクロナイザーはSUZUKI車に合わせて設計されていると思われるので管に記されている赤い線と線の間隔が何cmHgなのかがわかりませんが、2cmHgまたは4cmHgではないかと思います。ただ、写真を見る限りでは線と線の間で上手にバランスがとられているようなのでこの状態でOKですね。同調を取る場合のポイントは、自分がどの回転域でトルクやバランスが欲しいかによって設定の取り方が変わります。高速走行域(100km以上●●●kmあたり)でのフケやアタリを望むのであればアクセルをonにして2Vであれば3,500rpm前後まで開けて同調をとります。私の2Vは因みに3,200rpmで同調しています。街乗りでのフケやアタリを望むのであればアイドル+1,000rpmぐらいでいいと思います。また、同調設定後2?3回ほどアクセルをレーシングして空ぶかしをしてあげて設定に狂いがないかを確認したほうがいいですね。
今回、1番ホースを二股にして同調したとのことですが、1番のホースはインマニ後ろに潜んでいるプレッシャーレギュレターに繋がるホースなので、同調のときにはこのホースははずし、二股にする必要もありません。それとこの同調ツールのつくりがそうなっているのでしょうが、陰圧をこのステンレスベアリングボールで取るので、地面に置いて傾斜させることでボールが管と接触し摩擦負荷がかかるように見えますね。可能であれば左ハンドルに長めの再利用可能タイプのタイラップでツールを垂直に固定したほうがいいように思いますね。
FIの同調の実感は個人差があるようですが、他の「実感?商品」に比べると10人行って8人は実感しているものと思います。それにキャブほどではないにしても旧車K-2V、4Vであれば8000kmごとにFIの同調が米国とEUのKのサイトや同調ツールを販売しているMorganやMotioProでは推奨していますね。
私や工場長などのほか同調にはMorganのCABUTUNE?を使用している方が多いと思います。この同調ツールにはcmHgの目盛りが印刷されていますが、要するに何cmHgなければいけないということではなく、1-2-3-4のバキュームが何cmHgの誤差でなければいけないかということで、米国とEUのKのサイトではどこも各気筒の誤差範囲は2cmHgと言っており、アイドリング暖気後、ホースを繋げた状態でこの範囲内に吸気バルブをまわして調整すればいいというわけです。白馬乃玉子さんの写真を見る限りこのSUZUKIのキャブシンクロナイザーはSUZUKI車に合わせて設計されていると思われるので管に記されている赤い線と線の間隔が何cmHgなのかがわかりませんが、2cmHgまたは4cmHgではないかと思います。ただ、写真を見る限りでは線と線の間で上手にバランスがとられているようなのでこの状態でOKですね。同調を取る場合のポイントは、自分がどの回転域でトルクやバランスが欲しいかによって設定の取り方が変わります。高速走行域(100km以上●●●kmあたり)でのフケやアタリを望むのであればアクセルをonにして2Vであれば3,500rpm前後まで開けて同調をとります。私の2Vは因みに3,200rpmで同調しています。街乗りでのフケやアタリを望むのであればアイドル+1,000rpmぐらいでいいと思います。また、同調設定後2?3回ほどアクセルをレーシングして空ぶかしをしてあげて設定に狂いがないかを確認したほうがいいですね。
今回、1番ホースを二股にして同調したとのことですが、1番のホースはインマニ後ろに潜んでいるプレッシャーレギュレターに繋がるホースなので、同調のときにはこのホースははずし、二股にする必要もありません。それとこの同調ツールのつくりがそうなっているのでしょうが、陰圧をこのステンレスベアリングボールで取るので、地面に置いて傾斜させることでボールが管と接触し摩擦負荷がかかるように見えますね。可能であれば左ハンドルに長めの再利用可能タイプのタイラップでツールを垂直に固定したほうがいいように思いますね。
- 添付ファイル
-
- animtitl.gif (3.74 KiB) 閲覧された回数 4210 回
-
- 記事: 19
- 登録日時: 2006年5月23日(火) 16:47
- お住まい: 広島県
- 連絡する:
便乗質問ですみません
> 今回、1番ホースを二股にして同調したとのことですが、1番のホースはインマニ後ろに潜んでいるプレッシャーレギュレターに繋がるホースなので、同調のときにはこのホースははずし、二股にする必要もありません。
ちょっと気になったので便乗質問です。
プレッシャーレギュレターに負圧が行かないと、レギュレータが作動せず、アクセルON/OFF時に燃圧が一定に保たれないのではないかと危惧するのですが、大丈夫なんでしょうか?(全閉時に濃くなり過ぎるなど)
結構長時間アクセルON/OFFを繰り返し、時には結構急激な開閉もしたりもするため私もわざわざ二股にして同調してるんですが・・・。
全開・全閉にしなければOKとか10分程度ならOKとかあるんでしょうか?もしくは無視できるレベルの違いだとか・・・。
理解不足かもしれませんが、原理的には低回転時ほどレギュレータにホースを繋げた時より燃圧が高くなる(回転数で燃圧が変動しないから)はずですよね???
ちょっと気になったので便乗質問です。
プレッシャーレギュレターに負圧が行かないと、レギュレータが作動せず、アクセルON/OFF時に燃圧が一定に保たれないのではないかと危惧するのですが、大丈夫なんでしょうか?(全閉時に濃くなり過ぎるなど)
結構長時間アクセルON/OFFを繰り返し、時には結構急激な開閉もしたりもするため私もわざわざ二股にして同調してるんですが・・・。
全開・全閉にしなければOKとか10分程度ならOKとかあるんでしょうか?もしくは無視できるレベルの違いだとか・・・。
理解不足かもしれませんが、原理的には低回転時ほどレギュレータにホースを繋げた時より燃圧が高くなる(回転数で燃圧が変動しないから)はずですよね???
ありがとうございました。
kunjiさん、yhogさん、ご解説ありがとうございました。
726ページもあるクライマーよりずーっと心強く感じます。
>要するに何cmHgなければいけないということではなく、1-2-3-4のバキュームが何cmHgの誤差でなければいけないかということで、米国とEUのKのサイトではどこも各気筒の誤差範囲は2cmHgと言っており、アイドリング暖気後、ホースを繋げた状態でこの範囲内に吸気バルブをまわして調整すればいいというわけです。
わかりました。
>陰圧をこのステンレスベアリングボールで取るので、地面に置いて傾斜させることでボールが管と接触し摩擦負荷がかかるように見えますね
そうです。このゲージの取説によれば、水平から30度傾けて使うこと、だそうです。30度の傾斜治具作成に苦労しました。
>写真を見る限りでは線と線の間で上手にバランスがとられているようなので
ゲージの校正は1気筒を使って4つとも真ん中に合わせたのですが、同調が取れてきたら回転速度がやや上昇して、下目になったように思います。
>最終的にアイドリングが1000回転前後になってればOKなんじゃないでしょうか?
1000弱くらいですが、ややばらつきがあります。
こんなものかな?と思っています。
>同調中は扇風機などでラジエターに風をあてること
たしかにファンが回ってしまいました。
ガレージ用に扇風機を購入しなければ!!
726ページもあるクライマーよりずーっと心強く感じます。
>要するに何cmHgなければいけないということではなく、1-2-3-4のバキュームが何cmHgの誤差でなければいけないかということで、米国とEUのKのサイトではどこも各気筒の誤差範囲は2cmHgと言っており、アイドリング暖気後、ホースを繋げた状態でこの範囲内に吸気バルブをまわして調整すればいいというわけです。
わかりました。
>陰圧をこのステンレスベアリングボールで取るので、地面に置いて傾斜させることでボールが管と接触し摩擦負荷がかかるように見えますね
そうです。このゲージの取説によれば、水平から30度傾けて使うこと、だそうです。30度の傾斜治具作成に苦労しました。
>写真を見る限りでは線と線の間で上手にバランスがとられているようなので
ゲージの校正は1気筒を使って4つとも真ん中に合わせたのですが、同調が取れてきたら回転速度がやや上昇して、下目になったように思います。
>最終的にアイドリングが1000回転前後になってればOKなんじゃないでしょうか?
1000弱くらいですが、ややばらつきがあります。
こんなものかな?と思っています。
>同調中は扇風機などでラジエターに風をあてること
たしかにファンが回ってしまいました。
ガレージ用に扇風機を購入しなければ!!